インスタントコーヒーが固まる主な原因は「湿気」です。
湿気を吸収してしまっても、飲む上での問題はありませんが、このコーヒーは特に湿気を吸いやすい性質があります。
そのため、湿気を避けるためには、開封後は暑い場所や湿度が高い場所を避け、毎回しっかりと密封して保管することが大切です。
特に、ガラス瓶での保存がおすすめです。
ガラス瓶で購入した場合はそのまま使っても大丈夫ですが、詰め替え用を購入した場合には、開封後ガラス瓶に移し替えて保管すると良いでしょう。
適切な密閉瓶がない場合は、ホームセンターや100円ショップで見つけることができます。
100円ショップではおしゃれで多種多様な瓶があるため、自分好みの瓶を選んで気分転換するのも楽しいですね。
瓶の蓋はしっかり閉めることが重要で、湿気を避けるためにも冷蔵庫での保存が推奨されます。
なぜインスタントコーヒーは固まるのか？
日本のように湿度が高い国では、夏場にインスタントコーヒーが固まるという話をよく聞きます。
ガラス瓶に入れておくと、蓋を開け閉めするたびに少しずつ湿気を吸収し、結果的に固まってしまいます。
また、コーヒーをすくう際にスプーンが湿っていると、それが固まる原因にもなります。
固まったインスタントコーヒーの復活法
瓶を振って粉末をサラサラの状態に戻せば、味は変わらず楽しめます。
乾燥パスタを瓶に入れることで、湿気を吸収させて粉末を元の状態に戻すことができることもあります。
乾燥パスタが水分を吸収する性質を利用するわけです。
これらの方法は、固まったばかりのコーヒーを元に戻すためのものです。
どの方法を試してもダメな場合は、料理やデザート作りに活用するのも良いでしょう。
例えば、カレーに少量を加えると、香りとコクが増して大人の味わいになりますが、量には注意してください。
我が家では、市販のアイスクリームに溶かしたインスタントコーヒーをかけて、自家製アフォガートを作っています。
固まったコーヒーは少し苦くなりますが、甘いバニラアイスとの組み合わせは最高で、大変美味しくいただけます。
甘いものが苦手な祖父もこれは気に入っています。
自宅で手軽にカフェ気分を味わうことができますよ。
インスタントコーヒーの保存方法と湿気から守るコツ
インスタントコーヒーを新鮮な状態で長持ちさせたいなら、ガラス瓶を使って冷蔵庫や冷凍庫で低温保存するのがおすすめです。
ガラス瓶に入ったインスタントコーヒーは、内側にシールが施されており、これが鮮度をキープするための工夫となっています。
この端を残すことで、蓋を閉じた時にできる隙間を最小限に抑え、湿気の侵入を防ぐことができます。
もし大量にインスタントコーヒーを購入したり、湿気による固まりが心配な場合は、密閉容器に乾燥剤を入れておくと安心です。
特に、食品用のシリカゲルは100円ショップやオンラインで簡単に手に入り、コストパフォーマンスも良いため、使用を推奨します。
シリカゲルはインスタントコーヒーだけでなく、海苔やクッキー、おせんべい、パスタ、シリアル、調味料、乾物など、多岐にわたる食品の保存に役立ちます。
インスタントコーヒーの長期保存と湿気対策まとめ
インスタントコーヒーは手軽に楽しめる一方で、他の飲み物に目を向けている間に気づかぬうちに固まってしまうことがあります。
これの主な原因は湿気で、湿度が高い日本では特に注意が必要です。
湿気を避けるためには、ガラス瓶のような密閉容器を使用し、冷蔵庫や湿気の少ない場所で保管することが推奨されます。
私は小さなガラス瓶に入れて冷蔵庫で保管し、余った詰め替え用コーヒーは冷凍庫で保存しています。
冷凍庫を使う場合は湿気に注意し、頻繁に出し入れする際は冷蔵庫での保管が適しています。
固まってしまったインスタントコーヒーが見つかった場合、そのままでは苦味が増すことがあります。
お湯で溶かしてカフェラテ風にアレンジしたり、料理の隠し味やスイーツに使うことで美味しくいただけます。
しかし、完全に固まってしまい香りや味が変わってしまった場合は、残念ながら廃棄することをお勧めします。
適切な保存方法を守れば、インスタントコーヒーが固まるのを防ぎ、長く美味しいコーヒーを楽しむことができます。
